居酒屋とサラリーマンの街、新橋駅日比谷口に「高校よせがきノート」を置く居酒屋がある。九州郷土料理の店「有薫酒蔵」だ。1987年7月4日に最初のノートができて以来、現在(2016年8月6日)、3060冊になった。全高校の約6割をカバーしている。
自分が卒業した高校のノートがあるかは、有薫酒蔵・高校よせがきノートのホームページで検索できる。卒業高校の同窓生はだれでもノートを閲覧でき、何回でも寄せ書きを書ける。その着想がすばらしい。
2010年に女将の松永洋子さんが著した「奇跡の居酒屋ノート~全国1200高校の卒業生と女将が紡ぐ物語」が出版されている。お店を訪ねて同窓生たちの書き込みを閲覧しながら、昔を懐かしむのもいいものだ。