Windowsフォルダーのサイズが肥大化したので整理した。 初期インストール時は13GBほどだったと思う。 それが66GBになっていた。その80%以上が使っているうちに増えたファイルである。20%を占めるwinsxsはWindows Updateで使われているの削除できないが、全体の60%以上は削除できるファイルだった。手動で削除してもいいが、ここではCCleanerを使って整理した。windows以外の不要ファイルも一緒に削除して、約46GB空き容量を増やすことができた。内windowsは▲40GB減少。
ディスクのクリーンアップ
HDDの空き容量を増やすときは「ディスクのクリーンアップ」を使って、ゴミ箱や一時ファイルを削除する。 しかし、このツールでは削除されないファイルがある。Cドライブで大きなサイズを占めているファイル/フォルダーを調べると、 下記のとおりだった。
- hibefil.sys 6GB →休止状態(ハイバーネーション)にするときに必要なファイル
- pagefile.sys 8GB →ページング用(メインメモリが足りないときにHDDを仮想メモリに使う)
- windows/temp/ フォルダー 29.4GB →インストールやアップデートのとき、一時的に使用するファイル
- windows/winsxs/ フォルダー 13.6GB →Windows Updateのファイルを保存する
- windows/Logs/ フォルダー 10.6GB →各種ログファイル
単独システムファイル
休止状態を使わなければ hiberfil.sys 6GB(名メモリが8GBなので最大8GBになる)は不要になる。ハイブリッド・スリープをスリープのみにするときは、コマンドプロンプトで powercfg -h off と入力し、Enterキーを押せば設定完了になる。
pagefile.sysのサイズは、システムの詳細設定で変更できる。これまで「なし」でも特に問題は起きていないが、余裕をもって8GB(メインメモリと同じサイズ)に設定した。空き容量が極端に少なくなったときにはこれを削除しても良い。
windowsフォルダーは、初期インストール時には13GBくらいだったと思う。それが使っているうちに肥大化して、66GB以上になっていた。temp(29.4GB)とLogs(10.6GB)は削除できるが、winsxs(13.6GB)はWindows Updateファイルなので削除できない。Windows10関連のアップデートはインストールしないことで肥大化を抑えるが、Updateのほうが初期Windowsサイズを超えた。Windows10へのアップグレードを推奨する理由だろう。
CCleanerによる分析と削除
CCleanerというフリーソフトがある。不要ファイルの削除、レジストリーの掃除、不要アプリのアンインストールなどが簡単な操作でできる。このソフトで分析(Analizeをクリック)すると、削除可能なファイルの一覧が表示される。Run Cleanerをクリックするとすべて削除でき、空き容量を約46GB増やすことができた。
不要なアプリケーションもアンインストールできる。実行前に復元ポイントを作成できる。Microsoft Visual C++ Redistributableの古いものなどをアンインストールして、再起動すると「dnssd.dllが見つかりません」というエラーが発生。これは、BONJOUR CLIENT LIBRARYのひとつで、BONJOURをアンインストールしたときに一緒に削除されたのが原因である。スタートアップでmtvManagerが使用していたのでエラーとなった。dndd.dllをダウンロード・解凍して system32フォルダーに保存すれば解決できる。
レジストリはどんどんゴミが溜まって肥大化するという問題がある。これもCCleanerで整理できる。調べるとなんと1829件もの不具合があった。すべてクリーンアップした。余分なレジストリーチェック作業がなくなるので多少はパフォーマンス向上に寄与するのかな?