LJ2009

※LiveJournal 2009 Backup
AllAboutに掲載されていた記事の概略を転載した。

2009-02-10 04:39:00,夫の下半身の危機管理問題:放置厳禁

ガイド新刊「ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ (扶桑社新書)」

現在、国内におけるEDの推定患者数は1130万人と言われています。国内の人口は、1億2599万4000人(平成20年4月1日現在)。

そのうち、セックスに対して現役で、かつEDになる危険性を抱えている年齢を25~74歳と仮定した場合、その人口は4107万5000人。 単純計算すると、約3.6人に1人はEDというわけです。

1130万人という推定患者数のデータは9年前のものです。 9年間のあいだに、IT化が進み、携帯電話は普及し、日本の男性は忙しくなりました。 ストレスによる心因性EDと、メタボ系の器質性EDが増加しているため、すでに患者数は1800万人にのぼると予測する声も出てきています。

そして、「ED=おやじの病気」という見解はガラガラと崩れ始めています。 恋人・夫婦仲相談所は、携帯公式サイトもあるため、20代30代の若い男性方の相談が多く寄せられます。 「20代でできない現状、しない現状」を日々、目の当たりにしているのです。

「なぜ若くして?」と驚愕の日々です。そこで、25?45歳の男性100人を対象に、「若年性EDの実態」に関するアンケートを行いました。その結果と、日々のお悩み相談を分析して、新刊『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ』(扶桑社新書)で「隠れEDの危機」を書き表したというわけです。

●「セックスの年間平均回数」は
二松まゆみセックスレスについて語る

3位 ロシア・ポーラン 143回
2位 ブラジル 145回
1位 ギリシャ 164回

このあと、中国、ポーランド、イタリアと続き、日本は48回でまたもや世界最低ランキングとなりました。 http://allabout.co.jp/relationship/kekkonlife/closeup/CU20070417D/

●「セックスを大切だと思っている国」は

3位 メキシコ 74%
2位 ブラジル・ポーランド 79%
1位 ギリシャ    80%

日本は、39%でこれもまた世界最低。

●「セックスの満足度」は

3位インド 61%
2位メキシコ 63%
1位ナイジェリア 67%

日本は、15%で最低です。 1年に48回というと、週1回以下という割合です。まさに「休日しかしません!」という日本人。 しかし、私は現実は我が国のセックスの回数は二極化していると予測しています。

2007年の厚生労働省の調査発表では1カ月間にセックスをしなかった夫婦は35%、三組に一組という割合をはじき出しています。夫婦仲相談所に寄せられる意見を読んでみましても、セックスをしない夫婦はとことんしていないし、している夫婦は週数回はするという現象です。 また、「セックスライフに満足している」と答えた人はたった15%でこれもまた世界最低の比率です。

回数が少ないから満足もしないのか、その逆なのか、セックスネガティブ化のスパイラル。底辺をさまよう日本人です。 私が夫婦仲相談所でよく扱うオーガズム問題となると、世界の人の48%が普通にオーガズムに達しているのに対し、日本では27%という少なさです。世界規模で、女性と比べて2倍の男性(64%)が普通にオーガズムに達し、65歳以上の人が最も頂点に至っています。せっかくのセックスでオーガズム達成率も低いという我が国の現状です。"