ほとんどの記事はテキストエディターで作成している。10年以上使っているのがMKEditorである。2003年にいくつかの無料テキストエディターを評価して採用した。当時も今も有名なのは「秀丸」だと思うが、これはシェアウェアで有料なので使わなかった。Windows標準のNotepad(メモ帳)では、文字コードUTF-8N(BOMなし)を扱えない。
MKEditorが公式にサポートしているのはWindows XPまでだが、Windows10でも問題なく使える。これまでHTMLファイルなどのテキストを作成する上で、以下の点を除いて問題がなかった。
- ファイルサイズが10MB以上になると「メモリー不足」のエラーがでて編集できない。
サイズが何十MBにもなるファイルは、MySQLのバックアップファイル(sql)くらいである。このときは同じく無料のNotepad++を使うが、こちらは別の文字コード(utf-8N)で別ファイルに保存できない。 - 改行をLFにするために必ず選択するのが面倒である。
デフォールトがCR+LFになっており、これをLFにできない。CR+LFでも機能的には問題がないが、FTP(FileZilla使用)でクライアントとサーバでのサイズが異なるため、アップロードしたかどうかの判別が面倒である。
使用中のバージョンは、Version 3.9.7-J (January 12, 2009)なので、最新バージョンで改善されているのでは思って作者のホームページ(mk-square.com)を開いたら、ドメインがなくなっていた。US999ドルで売りに出ていた。無料ソフト紹介サイト(Vector)を調べると、MKEditor for Windows 3.9.9-J (2009.2.15)があったのでダウンロードした。しかし、上記の問題は改善されていなかった。