高山祭

初めて高山祭を見学した。18世紀から続く伝統の祭りで、日本三大曳山祭(高山・祇園・秩父)のひとつ。昭和40年代の観光ブームで春と秋に行われる山王祭と八幡祭の二つを含めて高山祭と呼ぶようになった。いまでいう町興しで全国的に有名になったというわけだ。秋の「八幡祭」は櫻山八幡宮の例祭で10月9日~10日に行われる。史実に現れるのは享保三年(1717年)に書かれた「高山八幡祭礼行列書[1]」だそうだ。

高山に着いたのは10月8日(日)だった。御神輿が曳かれるのは翌日だったが、当時は人混みする祭にあまり興味がなかったので見学せず、だれもいない静かな神岡城址で遊んだ。ここに掲載した写真は、八幡神社鳥居の前に置いてあった山車(屋台)で、"からくり人形"の実演をしていた。9日の曳山ではここから市中に屋台がくりだす。

馬籠妻籠 高山祭 神岡城址

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