おいしい浮世絵

江戸時代の暮らしを鮮やかに伝えてくれる浮世絵。すし、うなぎ、天ぷらなど江戸っ子たちはいかに食べ、楽しんだのか。 浮世絵の美を鑑賞し江戸の食を目でも舌でも味わう旅!旅したい!おいしい浮世絵 ETV 火曜日 2130-2155

2.江戸のうなぎ

江戸時代から庶民に親しまれていたうなぎのかば焼き。うなぎをさばき、串をうち、タレをつけて炭火で焼く。そんな場面が数々の浮世絵に登場する。 歌川国芳の「春の虹げい」は、虹を背景に女性がかば焼きにかぶりつこうとする瞬間をとらえている。 国芳のユニークな人物描写、大胆な作風を鑑賞するとともに、江戸っ子のうなぎへの愛着を浮世絵から探る。 また創業200年の老舗を訪ね、名人の技と江戸から続く伝統の味を堪能する。
【案内人】キュレーター・アートライター...林綾野,【旅人】小林聡美,【出演】うなぎ専門料理店5代目店主...金本兼次郎,ギャラリーオーナー...髙島匡夫,【語り】徳田章

3.江戸のてんぷら

歌川広重の月夜の遊興の様子をとらえた名所図は、すし、そばなど数々の屋台が描かれ、 江戸時代の食文化を知る上でも貴重な資料。中でも中央に陣取る天ぷらの屋台では、江戸前の魚介を串にさして揚げ、 客はスナック感覚で立ち食いしていたことがわかる。一方歌川国芳が描く美人画では、高級料亭の粋な設えの中、 ようじにさしたエビの天ぷらをつまむ女性の姿も。衣の表現は食感まで伝わるようだ。江戸っ子の大好物天ぷらに絵から迫る。
【案内人】林綾野,【旅人】小林聡美,【出演】日本家政学会食文化研究部部長...大久保洋子,天ぷら店4代目...奥田秀助,【語り】徳田章

6.東海道名物
7.京都の豆腐料理

2016年4~5月全9回放送されたが、Webにはタイトルと放送日の情報しか残っていない。
第1回江戸のすし
第2回江戸のうなぎ
第3回江戸の天ぷら
第4回江戸のそば
第5回江戸のおやつ
第6回東海道名物
第7回京都の豆腐料理
第8回上方(かみがた)の清酒
第9回特別編

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