伊勢中川~東青山

近鉄名古屋~大和八木は急行で約2時間半。料金は2010円。京都経由よりも格段に安くて早く着く。※近鉄特急に乗れば1時間50分くらいで料金は3620円。

直通の急行はなく、伊勢中川で乗換えになる。途中下車して駅周辺を歩いた。町の案内板によれば、嬉野町といい、「嬉野」の地名は古事記や日本書紀にもでてくる由緒ある名前で、むかしは「宇礼志乃」と書かれている。3000年前のムラの跡があり、1800年前の墨書土器も出土しており、古くから栄えていた土地だという。

近鉄線は伊勢中川から西へ走り、田園風景は消えて山の中に入る。十数分で榊原温泉口に着く。古くは万葉の時代、お伊勢さんの"湯ごりの湯"として利用されてきた榊原温泉。平安時代には清少納言が「枕草子」で「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と謳っており、当時は「ななくりの湯」と呼ばれていた。素泊りでも1万円で、二人以上となっている。お一人さんは歓迎されないようだ。

榊原温泉口のつぎが東青山駅。駅プラットフォームから「四季のさと」の看板が見える。途中下車した。金曜日の午後、園内には誰もいなかった。緑の丘を独り占めだった。

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2015

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