
家のすぐ近くを流れるのは曽我川で、上流へ遡ると神武天皇陵があり、下流に下ると飛鳥川、大和川と合流する。大和川の対岸が斑鳩の里、法隆寺である。写真の左手には三輪山が見える。日本最古の神社といわれる三輪明神のご神体だ。川の向こうに見えるのが耳成山・天香具山で、右手には畝傍山が見える。この場所から西方に二上山が見え、夕暮れに霞む姿も撮った。
村のお寺に大銀杏があった。晩秋になると、銀杏(ぎんなん)がたくさん落ちた。拾い集めて土中に埋め、数日経つと皮が腐り簡単に剥ける。腐った皮汁がやわらかい皮膚に付くとマケル。マケルとは皮膚がやられて湿疹ができることである。