大和高田からJRに乗車。王子で大和路線(関西本線)に乗換え、さらに課も駅で関西本線に乗り換える。加茂駅から亀山が狭義の関西本線で、1両または2両編成のワンマンカーがトコトコと走る。明治時代に名古屋~難波間が開通したときは関西鉄道といった。後に国鉄に吸収され、さらに民営化されて現在はJR西日本の路線である。国鉄になったときに複線化・電化されていったが、加茂~亀山の区間だけが取り残された。
今回は島ヶ原で下車した。駅舎内に「ぷらっと沿線紀行」特集記事のコピーが貼ってあった。「ぽっぽや村はあきらめない」というタイトルの記事で、国鉄時代の鉄道員の3分の1が加茂~亀山の区間に住んでいたという。島ヶ原村では全750世帯のうち229世帯に253人の国鉄マンがいたそうだ。