神戸で仕事をした後、東海道線途中下車のぶらり旅をした。昨年夏「青春18切符」の存在を知って、思いついた所で途中下車をするぶらり旅を楽しむようになった。残念ながら今の時期は「青春18切符」が発売されていないので、横浜-神戸往復乗車券を買った。有効期間は8日間だったが、往きは時間的余裕がなかったので新幹線を利用し、帰りも東京での用事があったので二泊三日の短い旅で終わった。
京都駅前
神戸アパホテルに連泊の予定だったが火曜日は満室だった。当日朝にキャンセルがあったがWeb会員割引がなくシングル7600円だったので止めた。京都アパホテルにツイン6000円の空室があったので夜の会食後に京都に移動することにした。快速急行で1時間だ。
チェックインしたときは夜11時を過ぎていた。チェックアウト時間が11時なので朝はゆっくりできた。ホテルの向かい側のキャンパスプラザ京都にあるカフェKenyaでコーヒーを飲み、昼食をとりながら本を読んだりネットサーフィンをしてのんびり2時間ほど過ごした。
昨年夏から三回も泊まり京都駅から徒歩で東山界隈の三十三間堂、清水寺、空海ゆかりの東寺などを巡っているので今回は行きたいところが思いつかなかった。駅周辺をうろうろしたが、夏日で日差しが強くて歩き疲れたので、鴨川の畔に沿ったサクラ並木でのんびりすることにした。
大垣城址公園

京都から米原乗り換えで大垣まで約一時間半。夜8時過ぎに到着。駅前で夕食を食べようと思ったが小さな蕎麦屋と笑笑、ロッテリアにドーナッツ屋くらいしか開いていなかった。結局スーパーでおにぎり二個とカップヌードル、リンゴを買ってホテルで寂しく食べた。
翌日は新緑の大垣城跡、墨俣一夜城址公園を訪ねて写真を撮りたかったが、いずれも果たせなかった。大垣城は改修工事中で、外壁がすっぽり覆われて天守閣は見えなかった。がっかりしたが静かな公園の木陰の下でボケーとする時間も捨てたものではなかった。墨俣一夜城へ行こうと思ったらバスが出たばかりで一時間待ち!日差しが強く気温も30度に達していた。一夜城まで行く元気も時間もなくなったので諦めた。
金谷峠・石畳の道

JR金谷駅から徒歩5分。旧東海道石畳の道の入口にある茶屋。訪れた時は5時を過ぎており閉店したばかりで、中学生とおぼしき女子が数名いただけだった。
茶屋から石畳の道を数百メートル歩く。視界が開けたところに「すべらず地蔵尊」がある。人っ子ひとり通らない坂道の途中で目の前に茶畑が広がっていた。うぐいすの鳴き声が聞こえるだけの静かな場所だった。夕暮れまでのんびり過ごした。