故郷の桜

故郷の桜が今年も満開になった。実家の倉庫前の堤に咲いている桜は、私が10代の頃に植えられたソメイヨシノである。子供の頃はこの堤の南側一帯が河川敷になっていた。台風・大雨のときには氾濫の危険があったため、河川工事がされた。その後は空き地になり、村の子供たちの運動場として利用された。村の集会所も作られ、その横はブランコや鉄棒、砂場のある公園になった。しかし、子供が少なくなり今は放置されたままである。人影がなくなっても桜だけは毎年華やかに咲き乱れる。伊勢講の仲間たちと花見をした頃のことを懐かしく思い出す。

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2015

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