1.生きることは苦しみ
人間には二つの苦しみがある。齢をとる、病気になるといった避けがたい苦しみと自分の心が生み出す苦しみだ。
2.うらみから離れる
二つ目の苦しみを生み出す代表が「うらみ」である。うらみから離れるためにはどうしたらよいのか?
「うらみは、うらみを捨てることでしか消えない」
「うらみを抱く人たちの中で、私はうらみを抱くことなく、安楽に生きよう」
そのためにはうらみを起こさない状況に自分の環境を整えていく。うらみ、執着などの煩悩(汚れ)の極みが"無明"である。 無明とは、自分勝手に解釈して、真実を正しく見ることができないこと。それが煩悩の大本だ。
3.執着を捨てる
4.世界は空なり
心のありようで見える世界は違う。網膜に見えているものと脳が認識しているものは違う。