糸巻きの聖母

城から消えたダ・ヴィンチ「糸巻きの聖母」の数奇な旅

ダヴィンチの名画「糸巻きの聖母」は描かれて5百年余り、貴族の館を巡りスコットランドの古城へ、そして盗難にあい、こつ然と姿を消す。「聖母」の不思議な運命を巡る旅へ。日本で初公開されているレオナルド・ダヴィンチの傑作「糸巻きの聖母」、幼子イエスを抱く美しいマリアのよろこび、慈しみ、かなしみを見事に表現している。描かれて500年余りこの絵はフィレンツェからフランスへ更にイギリスの名門貴族の館を巡る長い旅をしてきた。しかし2003年スコットランドの古城から強奪されこつ然と姿を消す。そして4年後不思議ないきさつで絵は城へ戻る。この事件により「聖母」の隠された秘密も…