名古屋から横浜にもどるときに途中下車の旅を楽しんだ。東海道線は十数回十数回利用しているため途中下車したい駅が数少なくなった。今回は結果的に数年前に訪ねた岡崎城跡、掛川城跡、駿府城跡、そして熱海駅周辺になった。はじめて訪ねたのは吉田城跡だった。天守はなく再建された鉄櫓があるだけだった。
名古屋周辺の宿はApa、東横インなどいずこも満室で、空き室があったAPA名古屋は素泊まり16000円!と法外な価格だった。探しあぐねてやっと予約できたのが名鉄・東岡崎のスーパーホテル(税込み6180円)だった。
岡崎城跡の紅葉は2週間ほど早すぎた。地元の人に訊くと例年の見頃は12月初めになったとのこと。城跡の南側は乙川河川緑地になっており、そこで岡崎消防団の観閲式が開催されていた。のんびり見物した。城跡公園は10数分で横切れるくらいの広さだ。外国人客と七五三で訪れた家族連れ数組に会っただけで静かな散策を楽しめた。のんびりと約2時間を過ごした。

南西の出口を出ると河川敷に出た。まだ観閲式をやっていた。対岸に渡る歩道橋に10人近くの見物客がいた。川べりに消防車が30台以上並んでおり、まもなく一斉放水が始まった。はじめてみる光景だった。