※四条河原町~南禅寺~永観堂禅林寺~若王子神社~哲学の道~京都駅(17826歩) 総歩数 23646歩

40年ぶりに祇園祭を見物した。その昔は平安京の広大な庭園であった神泉苑に、当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾が立てられた。さぞかし壮観だったことだろう。平安時代中期には、空車、田楽、猿楽等も加わって盛んな賑わいを見せたという。いまはビルの谷間を練り歩く山鉾巡行、花傘巡行(7/24)などの催しがたくさんある。
7月17日は前祭りの山鉾巡行だった。四条河原町は交通規制で山鉾が20数台通る。通りの両側は見物客で埋まっていた。カメラを高く上げて構えないと写真が撮れない。12時07分、最後の山鉾が通り過ぎた。「船鉾」だった。
木屋町の水辺でしばし休み、先斗町界隈を散策し、昔行った店を探すが一軒も見つからなかった。40年前は大昔だ。街のたたずまいも変わっていた。車の往来が激しく、長居は無用だった。三条大橋の畔で、大阪から遊びに来たという人に会い、しばし話をする。高校生のときまで京都に住んでいたので、懐かしい場所を歩きにきたそうだ。
三条大橋を渡り、岡崎公園、南禅寺に向かった。車通りでアスファルトの照り返しがきつく暑さに参った。古都京都といっても大都会だ。国際観光都市というだけあって外国人観光客が多い。
南禅寺
南禅寺の裏手から若王子山に登る道があるはずだ。昔の記憶をたどるが思い出せない。南禅院の受付の女性に訊くが二人とも知らなかった。諦めて若王子神社に向かった。