関宿

東西JRの境駅であり、紀勢本線の基点駅である亀山は何度も来ている。その西隣が関駅だが、その北側に旧東海道の関宿の町並みが残されていた。亀山市観光協会によれば、東海道47番目の宿場町。東追分(木崎)から西追分(新所)まで、約1.8kmの範囲が関宿で、古代から交通の要衝だった。古代三関の一つ「鈴鹿関」が置かれ、江戸時代には参勤交代や伊勢参りの人々などで賑わった。

※三関(さんげん、さんかん)とは、古代の日本で畿内周辺に設けられた関所の内、特に重視された三つの関の総称。三国之関とも呼ばれた。飛鳥時代当初は不破関(美濃国)、鈴鹿関(伊勢国)、愛発関(越前国)の三つを指したが、9世紀初頭に相坂関(近江国)が愛発関に代わった。また、三関のある律令国は三関国と呼ばれた。

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