佐和山城は、鎌倉時代初期に築かれた砦がはじまりとされ、近世初期まで近江支配の重要拠点であった。戦国時代末期には丹羽長秀、石田三成が居城としたことで知られる。関が原の戦いの後、城郭は破壊され、1606年に廃城となった。
龍潭寺(りょうたんじ)の境内を突き進んで裏庭にでたところに、東山ハイキングコースの登山口があった。佐和山は龍潭寺が所有しており、無料で入山が許可されている。野生の猿が群れで襲うことがあるので注意!との案内があった。登山口から頂上(標高243m)まで十数分くらいだった。
頂上の本丸跡には城跡碑が建っているだけで何もないが、彦根市街、琵琶湖を見晴らすことができた。