帰省の途中、万葉まほろば線の車窓から「黒塚古墳」の案内板が目に入った。柳本駅で下車してぶらり歩いた。小雨降る街中は人影もなく静かだった。駅前の道をまっすぐ数百メートルほど歩いた左側に黒塚古墳があった。
「全長130mの前方後円墳。1998年の発掘調査で、未盗掘の竪穴式石室から卑弥呼が魏より贈られた鏡ともいわれる三角縁神獣鏡さんかくぶちしんじゅうきょう33枚と、画文帯神獣鏡がもんたいしんじゅうきょう1枚が出土した。一つの古墳からの出土数としては全国最多で、邪馬台国の所在地論争がからみ、一躍脚光を浴びた。築造は3世紀後半から4世紀前半ごろ。大和政権の有力人物の墓とみられる。」
※人物写真・動画は自宅サーバに保存