慈光院~法起寺

広瀬神社から大和川を渡り、富雄川に沿って北へ6キロほど走ると慈光院がある。 奈良県が整備している「飛鳥葛城郡山自転車道」(全長30km)の北の基点が慈光院である。 斑鳩の里めぐり

途中お腹が空いたので昼食にしようと思って、スマホ地図を調べると、25号線に面して「うなぎの川はら」という店があった。久しぶりにうな重を堪能した。慈光院は、富雄川の西側の小高い丘にあった。

臨済宗大徳寺派の寺院で、山号は円通山。石州流茶道の祖、小泉藩主片桐石見守貞昌が、寛文3年(1663年)に父の菩提のために創建した。書院と茶室(高林庵)は重要文化財に指定されている。書院から望む庭園は、石州庭園と呼ばれ、奈良盆地の眺望を楽しめる場所である。

書院にも庭園にも人影がなかった。書院に座して石州庭園を眺めながら抹茶をいただき、たった一人で静謐の時間を過ごす。庭園に降り立った頃に、三人連れの見学者がやってきた。

法起寺

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