世界遺産100

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118 カナリア諸島の火山島

テイデ山3718m 本土を含めてスペインで最も高い山 年間350万人の観光客が訪れる。火山が作り出した岩を砕いて16色の砂をつくり、これを混ぜ合わせて微妙な色合いを持った砂絵が作られる。麓の町では毎年、最後の晩餐に由来する「聖体の秘跡」の日を祝う。テイデ山の石から採った砂で描かれた絵がキリストに捧げられる。町の広場に800㎡という巨大な砂絵が浮かび上がる。使われる砂は2トン!受け継がれる伝統の儀式。テイデ山は島民の誇りである。

140 アンデス謎の文明

ボリビア 標高3800mにあるティワナク遺跡 紀元前2世紀から1000年以上続いた古代文明

180 天使飛ぶ湖畔の聖堂

フィンランド・ペタヤベシの古い教会

182 鉄が国家を造った

スウェーデン・エンゲルスベリの製鉄所。18世紀、スウェーデンの鉄の生産量は世界の1/3に達した。

194 商人の聖地

プハラ歴史地区。ソ連時代に商人は弾圧され館は破壊された。1991年ウズベキスタン独立。伝統を取り戻すため誇りに満ちた取り組みが続いている。

195 青い帝都

ウズベキスタンの古都サマルカンドの文化交差路。独立後スターリン像が壊され、民族の英雄ティムール(1370-1405)像が建立。ティムール一族が眠るグーリ・アミール廟は古都で最も美しいドーム。1941年ソ連の科学者がティムールの棺を開け、頭蓋骨から顔を復元した。棺の裏には「この墓を開いた者は恐ろしきものにに打ち倒されるであろう」と書いてあった。棺が開けられた三日後、ドイツ軍がソ連に侵攻した。恐ろしきものがやってきた。ソ連の科学者はすぐに棺の蓋を鉛で固め、それ以後二度と開けられていない。20世紀はじめ、ティムールの后を祀ったといわれるビビハヌム・モスクは荒れ果てていた。20年余りの歳月をかけてモスクは復元された。青い建物が立ち並ぶ街は砂漠の中の泉であり、ウズベキスタンの人々の心のオアシスである。

199 市民たちの水運都市

17世紀の環状運河地区。アムステルダムは水運都市として世界一の繁栄を謳歌した。オランダは世界で最初に市民社会が成立した場所だと言われている。レンブラントの「夜警」に描かれているのは全員市民である。その顔には自分たちが作り上げた都市は自分たちで守るという気概が溢れている。この絵には17世紀のアムステルダムの活気とその精神が凝縮している。

235 大航海時代の基地

アルジャジーダのポルトガル都市

237 滅ぼされた文明

メキシコシティ歴史地区とソチミルコ

240 美しきドナウを行く

ヴァッハウ渓谷の文化的景観

241 女帝の輝いた舞台

242 支配の拠点

13世紀、ウェールズ公国を征服したエドワード一世(1239-1307)は各地に城を築いた。そのひとつがコンウィ城。城内にはイングランド人だけを住まわせ、この地方を支配する拠点にした。1287年に完成した中世城郭建築の傑作である。

243 遺跡に築かれた街

クロアチア南西部、アドリア海に面する町、スプリト。ローマ時代にディオクレティアヌス皇帝(在位284-305)の宮殿が築かれたのが始まり。当時使用人など1万人が住んでいたという宮殿跡がいまに伝わっている。5世紀、ローマ帝国滅亡とともにしろは廃墟と化す。再び活気を取り戻したのは7世紀。他民族の襲撃から逃れて宮殿跡に入り、遺跡を大改造して街を作り上げた。

244 侯爵家がつくった風景

400年間侯爵の地位を引き継いできたリヒテンシュタイン家が築いた城や庭園が、チェコ南東部のレドニツェとヴァルティツェにある。日本の皇居のおよそ200倍の広さの土地に多くの建物を建て、その周囲に池や森を造成した。

245 水の庭園の恵み

18世紀、ナポリ王国のカルロ7世がナポリから20km離れた土地にカゼルタ宮殿を築いた。幅120m、壁や階段はすべて大理石。建設費は総額400億円。総面積120haの広大な庭が山の向こうまで続いている。18世紀に作られた庭ではヨーロッパ最大である。人口の滝が全部で300以上もある。40kmはなれた山の地下水が源流で、水を引くのに12年の歳月を要した。途中で谷を越えるために水道橋が築かれた。高さ55m、長さ530mだ。

246 皇帝の愛した宮殿

フォンテンブロー宮殿と庭園。17000haの広大な森の中にある。12世紀、ルイ6世が築き、600年にわたって29人の国王たちが狩をするための別荘として好んで訪れた。18世紀末、ナポレオンが改築し皇帝の地位を追われる1814年まで住む。フォンテンブローは幾星霜の館である。「これほどくつろぎを覚え、幸せを感じられる場所はほかにない」ナポレオンの言葉。

247 ボヘビアのおばあちゃん

チェコ南西部の南ボヘミア地方の村ホラショヴィツェ。住民は140人。18~19世紀のボヘミアの農村の姿が残っている。大きな壁と小さな窓が特徴の色とりどりの建物が並んでいる。

248 山奥の小国を支えた鉄

2000m級の山々に囲まれた谷にある小さな国が、アンドラ公国。ピレネーで最も開発が進んだ近代都市である。淡路島よりやや小さい土地に7万5千人が暮らす。市街から10km離れた渓谷に、かつて製鉄所があった。ピレネーの雪解け水が流れるマドリウ渓谷には17世紀の製鉄所跡が点在する。18世紀製鉄衰退後にとった道はタックスヘブンと観光立国。国民には住民税がない。

249 トスカーナ田園交響曲

オルチャ渓谷。およそ600平方キロの丘陵地帯。牧草、ぶどう、小麦、オリーブ、果物を作る。

250 一族が暮らす巨大住宅

福建の土楼群。ドーナツ型の巨大な住居。ひとつの土楼に50世帯が暮らす。大小3万以上あるといわれる。13世紀、客家が作り始めた。土楼は客家の固い絆の象徴でもある。

254 地球の歴史を刻む

グランドキャニオン国立公園

265 新旧二つの顔

近代的歴史都市ラバト(モロッコ)

266 野生の回帰

イエローストーン国立公園

267 皇帝の願い

八角形のデルモンテ城

268 世界を変えたデザイン

ドイツ・エッセンのツォルフェライン炭鉱遺産

272 2万年の青い沈黙

273 裁くがはぐくむ海

バンガルダン国立公園

274 祈りの場へ

ガウディの作品群

275 垂直落差979m

カナイマ国立公園

276 サハラ岩の画廊

タッシリ・ナジェール

277 滝がつくる小宇宙

278 八角形の謎

アーヘン大聖堂

279 世界の頂点

サガルマータ国立公園

280 銀の島 ニッポン

石見銀山遺跡とその文化的景観

281 王たちの夢

282 世界を変えたシルクの里

富岡製糸場と絹産業遺跡群

283 祈りが潤す棚田

バリ州の文化的景観

284 石の島

済州島

285 溶岩が育むワイン

ピコ島のブドウ園文化の景観

286 魂の病院

(前半欠如)

287 砂漠にあふれる水

アフラージ灌漑施設

288 20世紀最大の干拓

オランダ・スホクラントとその周辺

289 聖なる白いヤシ

スペイン・エルチェのヤシ園

290 不思議な子育て

東アフリカ・マラウイ湖国立公園

291 ヨーロッパ最後の秘境

ルーマニア・ドナウ・デルタ

292 美しき要塞の島

クロアチア・古都トロギル

293 アドリア海の鍵

ベネチア・コルフ旧市街

294 中世が薫る港町

モンテネグロ・コトル

295 古代ローマと共に

スペイン・タラゴナ遺跡

296 モザイクの館

ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ(シチリア島)※地震速報で打ち切り

297 永遠の絵画

北イタリア・ラヴェンナの初期キリスト教建造物群 サン・ヴィターレ教会(ビザンツ帝国)

298 よみがえったモザイク

チュニジア・ドゥッガ 古代ローマの都市遺跡。BC46年にローマの支配下になった。遺跡は1954年に発見された。

299 輝く軌跡の聖堂

ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群(クロアチア) ビザンツ帝国の遺跡

300 タイルの街

プエブラ歴史地区

301 多民族のハーモニー

マラッカ海峡の歴史的都市群

302 勝利と栄光のシンボル

ブルガリア マダラ騎士像

303 18世紀のテーマパーク

ドイツ・テッサウ・ヴェルリッツの庭園王国

304 山水の絶景

中国 武夷山

305 栄華を誇った一族

ベラルーシ ニャースヴィシュのラジヴィール家

309 文人が愛した名峰

廬山国立公園

312 5万体の石仏

中国 庶民の心

313 1700年の美を求めて

中国 龍泉青磁の伝統工芸技術

314 アール・ヌーヴォの館

ベルギー 19世紀末のタッセル邸 曲線を生かした木の文様が刻み込まれている

315 モダニズムの空間

チェコ第二の都市ブルノ 20世紀初頭、近代建築が数多く建てられた。

316 オーストラリアの歴史

メルボルン カールトン庭園と王立展示館

317 労働者のユートピア

ベルリンの近代集合住宅街 カール・レギエン、ジーメンスシュタット、ファルケンベルク、ブリッツなど

318 働く人たちの宮殿

ドイツ北部の町・アルフェルド 1911年創業のファグス工場 「仕事場を働く人の宮殿にするべきだ」

319 森に浮かぶ王の芸術

フランス国王フランソワ一世(1494-1547) シャンボール城 ダ・ヴィンチのイメージを現実のものとした城

320 巡礼の聖堂

イギリス カンタベリー大聖堂

321 伝統の家並みに生きる

中国 平遥古城

322 故郷に錦を飾る

中国


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