※原野~宮ノ越 GPX距離 4.38km (総歩数 17238歩)
昨夜は花火大会で寝るのが遅くなり朝寝坊した。10時半に新豊田を発ち高蔵寺で中央本線に乗り換えた。行く当てはなかった。何度も乗っているからだ。
また妻籠を歩きたいと思ったが、先の土石流災害で坂下~野尻が不通になったままで代行バスに乗車したため、時間的余裕がなくなった。木曽福島に泊まって御嶽詣でをしようかとも思ったがこれも諦め、結局車掌さんに訊いた原野駅で途中下車して宮ノ越まで歩いた。
原野駅隣に神社があった。参るとJKが一人拝んでいた。宮ノ越までの旧中山道を訊ねると「私も行きます」といって案内してくれた。自宅は神奈川だが夏休みで祖父母の家に遊びに来ている。友だちがいないので退屈しているという。見知らぬおじさんに付いて行っていいものかと思ったが好意に甘えた。おじいさんは酪農をしているといって遠くに見える青い屋根の大きな牛舎を指差した。いまは50頭くらいだがかつては百数十頭飼っていたという。ここは木曽駒高原の一角で、木曽馬の産地でもある。
途中に宮ノ越宿本陣跡、明治天皇が立ち寄った御膳水があるくらいでほかに目立ったものはなかった。もっぱらJKとの会話を楽しみながらぶらぶら歩いた。小一時間ほどで着いた。「ここは義仲のふるさとで、義仲館がある」といって案内してくれた。20年ほど前に村おこしの一環で建てられた。木曽義仲と巴御前の立派な銅像が建っていた。
5時を過ぎた。山間なので6時には夕暮れになりそうだ。明るいうちに帰宅させないといけないので宮ノ越駅前でJKと分かれた。次の列車までまだ小一時間あったので周辺をぶらぶらし太。義仲館の裏手に小さな池があった。蓮かと思ったが、睡蓮の池だった。蓮ほどの華やかさはないが睡蓮の赤い蕾も風情があっていいものだ。
宮ノ越16:14初の列車で松本へ向かった。1時間ほどで着いた。明日は松本城の見学でもしよう。