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TVは録画して見るのが私流である。2003年に買ったFujitsuデスクトップパソコンにTV視聴&録画機能があり、予約録画をするようになった。簡単に予約・再生ができ、パソコン画面で見る限り、十分な品質だった。32インチのデジタルテレビも買ったが、いまで見ることは滅多になく、この10年一回も見ていない。すべてパソコンTVだ。

録画した番組の保存にはDVDを使った。枚数を増やしたくないので、最低品質(長時間)で録画し、これをさらに編集してファイルサイズを小さくした。パソコン購入時の付属ソフトに、Panasonic製の動画編集ソフトMotionDV STUDIOがあった。使い勝手のいいソフトだったが、当時のパソコン性能では変換に時間ががかかった。就寝前に実行させ、翌朝に変換完了を待つという使い方だった。扱える動画フォーマットはmpgのみだった。その後主流になってきたFLVフォーマットへの変換にはフリーソフトを利用した。

2008年頃からはノートパソコンにTVキャプチャー機器をUSB接続して録画するようになった。録画ビデオ本数が増えるにつれ、編集・変換して、DVDに保存するのが厄介になってきた。HDDにどんどん溜まり、内蔵HDDはすぐ満杯になるので、外付けHDDを追加していった。数年で500GBのHDDが6台(3TB)に増えていた。購入金額も10万円くらいになってしまった。いまは安くなって4TB2万円以下で買える。

DVD本数が100本を超えると見たいタイトルが保存されているDVDを探すのが難しい。一枚に数タイトル以上保存していたのでなおさら探しにくい。そのうちDVDで保存するのはあきらめた。編集・書き込みに時間がかかり、しかも探しにくく、手間暇がかかりすぎるからだ。

2009年からはFLVに変換して、自営WEBサイト(レンタルサーバで容量を無制限に使えた)に保存し、ブラウザ(Chrome/Firefox/Safari/Opera)で再生するようにした。TVキャプチャー機器に付属していた録画ビデオ編集ソフトmAgicTVが使いやすく、FLV変換もできた。ところが、iPhoneなどスマホではFLVが使えなくなった。Android系のスマホで再生可能だったが、数年後にはサポートされなくなった。

2012年から、動画はすべてMP4/H.264/AACにすることにした。最低品質で録画したしたmpgファイルをさらに10分の1に縮小できたので、WEBブラウザで再生が簡単になった。フルHDビデオは、高性能のi5/i7パソコンでも再生が困難だから、品質を下げるしかない。32インチTVで見ることがないから、10分の1の品質で十分だ。

2015年4月 デジアナ変換サービス終了。2011年にデジタルTVキャプチャー機器を買っていたが、必要HDDが10~20倍になることが分かったため、デジアナ変換でアナログTVを録画していた。一時間600MB(mpg)だったのがデジタルだと10GB必要だった。購入した初期のTVキャプチャーでは録画品質の変更ができなかったのが致命的だった。

10GBを400MB に縮小変換していたが、それが耐えられなくなった。2015年12月に新規購入した。1万5000円くらいだった。変換設定で15種類の品質を選択できる。フォーマットはmpgかmp4である。15倍速のmp4で録画するように設定した。1持間700~800MB で、BSだと800MBを超えるが、10GBよりは格段に小さくっていい。

ところが、DVDに保存するときに、XP/SP/LPのmpgフォーマットしか選択できない。いちばんサイズが小さくなるLPで変換するが、もとのmp4よりも1.6倍大きくなる!録画したときのmp4ファイルを無変換でDVDに保存してくれればいいのに!と腹立たしい。無変換保存なら数分で終わるのに、変換に1時間もかかり、しかもサイズが増えるというのは納得がいかないものだ。愚痴ってもしかたがないが・・・。