戸塚から長後街道に沿った山道を訪ねて歩いた。駅前の小高い丘に登り稜線を歩き、国道1号線を横切って、横浜南火力線の鉄塔が並ぶ丘の山道を歩いた。住宅地が丘陵(標高60m程度)を覆っていたが、尾根筋を探りながら踊場公園~白百合公園を経て、地下鉄中田駅まで歩いた。
戸塚駅西口が開発され「トツカーナ」という大きなビルが建った。昔の商店街や江戸時代の宿場の名残はすべてなくなった。しかし、駅前の丘は墓地になっているため開発をのがれている。丘を登り、西へ歩く。下ったところに、丘に囲まれるように高松寺があった。ここから長後街道に出る。国道1号線を横切ってしばらくすると、左手に小高い丘が見えた。
横浜南火力線の鉄塔が並ぶ丘だった。登っていくと山道になり、見晴らしがきいた。やがて、住宅地に出た。標高60mくらいの丘陵地帯で、その尾根道が鎌倉古道の中道と上道をつなぐ支道だったのではないかと推測するが、すべて住宅地に変貌していた。尾根筋の道をたどりながら、踊場公園~白百合公園を経て地下鉄の中田駅まで歩いた。