横浜に戻って一週間後、また西へ移動した。13時の快速に乗る。14時45分、原駅を通過するころ進行方向右手の車窓に雄大な冨士の姿が見える。10分後、富士川の鉄橋をわたるとまもなく東海道線は南へ進路を変え、冨士の姿は車窓から消える。16時過ぎ、金谷駅に近づく。まだ明るいので下車して1時間ほど散策する。お気に入りの旧東海道金谷宿の道を歩く。斜面一帯に茶畑が広がり、眼下に滔々と流れる大井川が見える。丘陵の上に富士山が顔を出している。この時期はきれいな夕日になることは少ないのだろう。夕陽に染まる富士山は見れなかった。
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