大門坂

熊野古道のひとつ、大門坂を歩き、那智御滝へ行った。大門坂入り口で女性二人連れに会った。写真を撮ってあげたのを契機につかず離れず一緒に歩くことになった。大門坂を登ってバス道に出たところで彼女たちと別れた。そこが那智大社と那智滝への分岐点になる。彼女たちは那智大社へ、私は那智滝に直行した。那智大社は昨年訪ねたので、今回はパスした。

午前5時出発。和歌山線・高田発6時8分の列車に乗り紀伊勝浦へ直行。乗換え5回 8時間30分
高田0608~0644五条0648~0804和歌山0838~御坊0957~1040紀伊田辺1044~1327紀伊勝浦
那智山行きバス1410発 大門坂1430着 熊野古道を歩き、那智大滝へ
那智の滝前16時26分のバスで紀伊勝浦へ。勝浦港を散策。足湯に入り疲れを癒す。
歩数19547歩 移動距離265km ホテルシャルモント 朝食付き 5250円

青春18きっぷを利用して晩夏最後の旅をした。奈良から和歌山にでて紀勢本線で南下した。昨年12月と今年3月に白浜、周参見、串本、新宮、熊野市などを旅したが、そのときには知らなかった場所へ行くことにした。ひとつは熊野古道のひとつ、大門坂を歩き、那智御滝へ行くことだった。

大門坂入り口で女性二人連れに会った。写真を撮ってあげたのを契機につかず離れず一緒に歩くことになった。大門坂を登ってバス道に出たところで彼女たちと別れた。そこが那智大社と那智滝への分岐点になる。私は那智滝に直行した。

その夜は紀伊勝浦に宿をとり、あくる日朝一番の列車で新宮に向かった。お目当ては神倉神社だった。熊野速玉神社の本宮であると知ったのは先月のあるテレビ番組でだった。勇壮な火祭りは、神倉神社の例祭である。

団体の観光客はほとんど行かない場所だ。なぜなら100mの断崖の上に位置する神聖な場所で、団体客がぞろぞろ行列できるようなところではない。麓から急な石段が続き、転倒すると命の危険を伴う。慣れない人は四つんばいになって登るしかない。とくに下りが危険だった。

前回は夕暮れが迫っていたため歩けなかった大門坂と那智滝、そして神倉神社。ここに行こうと前夜に決めたが、その後は何の当てもなかった。青春18きっぷが4日分残っていたので、期限の10日までに使おうということだった。いつもの無計画なぶらり旅の始まりだった。

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